ドキュメント上の記法¶
このWikiでのドキュメントでは色ごとに異なる情報を表現しています。 こうした記法を以下に示します。
コマンドライン¶
netconvert --visum=MyVisumNet.inp --output-file=MySUMONet.net.xml
こうした表現は、コマンドラインでの命令になります。 行の終りに'\'がつく場合もあります。 この場合その行が継続していることを示しており、改行せずに下の行を書く必要があります ('\'と改行を両方無視してください)。 下の例は上の例と全く同じものです。
netconvert --visum=MyVisumNet.inp \
--output-file=MySUMONet.net.xml
アプリケーションオプション¶
コマンドラインオプションは基本的にこのように表現されます。
値は<こんな感じ>
です。
XMLの例¶
XMLの要素と属性は
データタイプ¶
<BOOL>
: 真偽値です。エンコードには"t"か"true"と"f"か"false"を使います<INT>
: 整数値、負の数の事もあります<UINT>
: 符号なし整数値、常に >`= 0です<FLOAT>
: 浮動小数点数<TIME>
: 秒で与えられる時間を表します。小数も可能です(例: "12.1")<STRING>
: ASCII文字のみを使った文字列です<ID>
: 次の文字を含まない文字列です: '#'
警告
許可されていない文字のリストは不完全です
<FILE>
または<FILENAME>
<PATH>
: 通常フォルダへの(相対または絶対)パス<COLOR>
: ','で区切られた4つの浮動小数点数(<FLOAT>
,<FLOAT>
,<FLOAT>
,<FLOAT>
)。0.0~1.0か0-255の範囲で赤、緑、青、透明度(アルファ)を示します(アルファ値はオプションです) セパレータはコンマだけで、スペースを挟んではいけないことに注意してください 色はHTMLカラーコードを用いるか基本的な色の場合には一つの文字列として定義することもできます(基本の色: "red", "green", "blue", "yellow", "cyan", "magenta", "black", "white", "grey")<2D-POSITION>
: ','で区切られた2つの浮動小数点数 (<FLOAT>
,<FLOAT>
)で、それぞれX軸とY軸を表します。Zは暗黙に0です<3D-POSITION>
: ','で区切られた3つの浮動小数点数 (<FLOAT>
,<FLOAT>
,<FLOAT>
)で、それぞれX軸、Y軸、Z軸を表します<POSITION-VECTOR>
: ' '(半角スペース)で区切られた2次元または3次元座標のリストです<2D-BOUNDING_BOX>
: ','で区切られた4つの浮動小数点数(<FLOAT>
,<FLOAT>
,<FLOAT>
,<FLOAT>
)で、Xの最小値、 Yの最小値、Xの最大値、Yの最大値を表します<PROJ_DEFINITION>
: proj.4で使用されるプロジェクト定義が入っている文字列です。定義文字列はクォートに囲まれている必要があることに注意してください
ファイルタイプ¶
<NETWORK_FILE>
: NETGENERATEまたはNETCONVERTによって作られたSUMOネットワークファイル<ROUTES_FILE>
: DUAROUTERまたはJTRROUTERあるいは手作業で作られたSUMOルートファイル<TYPE_FILE>
: ダウンロードされたかあるいは手作業で作られたSUMOエッジタイプファイル<OSM_FILE>
: OpenStreetMapからエクスポートされたOpenStreetMapファイル
さらに進んだ枠組み¶
大括弧(角括弧) '['と ']'で囲われた情報は任意(オプショナル)です。 山括弧 '<'と '>'は変数を示します。 好きな値を入れてください。
<SUMO_HOME>
はSUMOパッケージが保存されているパスです。