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SUMO のインストール

原文ページ

Windows

使っているプラットフォーム(64bit、32bit)及び SUMO の使いかたに応じて 4 つのパッケージが存在しています。ローカルマシーンで使用し、管理者権限を持っている場合はインストーラを使うべきです(64bit 版が望ましい)。「ポータブル」版が必要であったり、管理者権限を持っていない場合は、zip をダウンロードして7ZipWinzipなどのツールを使って任意のフォルダに解凍してください。全てのパッケージは、バイナリ、必要な全ての dll、使用例、ツール及び HTML 版のドキュメント(英語)を含んでいます。

訳注

Windows のエクスプローラには標準で zip 解凍機能が付いているので、これらのソフトをダウンロードしなくても zip 版を利用することが可能です

インストールフォルダには"bin"という名前のフォルダがあります。 ここに実行可能ファイル(プログラム)があります。 SUMO-GUIをダブルクリックして docs/expample フォルダにある例を見ることができます。 その他の全てのプログラム(DUAROUTER, DEFROUTER等) はコマンドラインから実行しなくければなりません。 これを楽にするために、全体の環境をセットアップする start-comanndline.bat もあります。 コマンドラインについて不確かなことがある場合は、基本的なコンピュータスキル#コマンドラインからのプログラム実行 を読んでください。

最新の nightly build や、テスト、ソースが必要な場合はダウンロードページからダウンロードすることができます。

SUMO をソースからビルドする際にはWindows での SUMO のビルドを参照してください。

Linux

debian か ubuntu を使っているならば、SUMO は基本ディストリビューションの一部であり次のようにしてインストールすることができます。

sudo apt-get install sumo sumo-tools sumo-doc

より最新の ubuntu 版が欲しい場合は、次のようにして ppa を追加することで見つかるかもしれません。

sudo add-apt-repository ppa:sumo/stable
sudo apt-get update

そのあともう一度以下を実行してください。

sudo apt-get install sumo sumo-tools sumo-doc

openSUSE や Fedora のようなディストリビューションむけのコンパイル済みバイナリはこうしたリポジトリ にあります。 これらのリポジトリは nightly build も含んでいます。 ここに挙げた以外のシステムを使っている場合やソースを編集したい場合、SUMO をソースからビルドする必要があります。

macOS

Homebrew[http://brew.sh/]を使って SUMO を簡単にインストールできます。 もしまだ homebrew をインストールしていない時は、次のようにします。

ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

homebrew を最新にしておいてください。

brew update

以下のコマンドで最新安定版の SUMO をインストールできます。

brew tap dlr-ts/sumo
brew install sumo

セットアップを完了させるために、環境変数SUMO_HOMEを設定し SUMO のインストールディレクトリを指すようにしてください。

Docker

初心者ユーザーにとって SUMO をソースからビルドするのは簡単なことではありません。 Docker はこの問題を解決する人気のツールです。 Docker Hub で"SUMO"と検索することで、SUMO の Docker 化に関しての方法をいくつか得ることができるでしょう。

docker-sumo には Ubuntu16.04 上で SUMO バージョン 0.30.0 以上を Docker 化するデモがあります。 sumotraciと同じくsumo-guiについてもdocker-sumoで取りあげられているのでユーザーは Docker 化した SUMO 上の GUIを使うことができます。